主に高所での消防活動を容易にするために製作された車両・・はしご車の役割解説!

Kanda-L

主に高所での消防活動を容易にするために製作された車両・・はしご車の役割

火災時等、ビルの高層階に取り残された人の救出や高所からの放水活動及び警戒活動などを行います。

特装車両たる消防車両は普通の自動車メーカーでは作られず、専門の会社によって製造がなされます。

中でも最も有名なのがモリタです。森田製作所(現モリタ)の歴史は非常に古く、戦前から消防車を製造していました。

やはり、消防車両製造大手のモリタ製品がポピュラーなようで、同社では、15メートル、25メートル、30メートル、35メートル、40メートル、45メートル、50メートルといったモデルがラインナップされています。

ほかにも日本機械工業では先端屈折の30メートル級梯子車を製造販売しています。

イヴェコ・マギルス社はドイツの消防車メーカーで日本では株式会社モリタテクノスが販売しています。

マギルスが日野の車体に架装を施した消防車(東京消防庁の車両)

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このうち、東京消防庁では、30m級と40m級を配備しています。30m級のはしご車では一般的な建物のおよそ10階まで対応可能です。

このはしご車は、主に高所での消防活動を容易にするために製作された車両です。火災時など、ビルの高層階に取り残された人の救出や高所からの放水活動及び警戒活動を行います。なお、当庁のはしご車には、地域の建物特性に応じて30m級と40m級があります。40m級はより高い建物で、30m級はより離れた建物で活動することができます。

典拠元 東消公式サイト
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/ts/soubi/car/03_01.htm


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東京消防庁管内は高層ビルを多く抱えているのに、50m級が無くて大丈夫?

実は大丈夫ではではない・・と指摘する声も一部であるようです。

東京消防庁が所有しているはしご車が届く高さは30m級と40m級までだ。

20階建て(≒60m)を超える超高層マンションの上層階には届かない。

ハシゴを使って上層階への放水は届きそうだが、救出は困難であることは肝に銘じておく必要があるだろう。

典拠元 マンション・チラシの定点観測
http://1manken.hatenablog.com/entry/2015/02/22/211942

上記の典拠元で指摘されている通り、現状で東京消防庁が保有する機材のみでは高層ビルや高層マンションの火災には対応が危ぶまれています。

先端屈折式はしご車

こちらもモリタの主力商品で、ラダーの先端が約3m屈折することで、架線障害などに対応しやすいはしご車です。

また、火災のみならず、はしごを俯角(水平面から下)にできることから、水難救助にも使用できるのが売りなのです。


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