消防救急車は消防車と救急車のハイブリッド。その機能は?「法律違反だ!」と指摘した一部の県公安委員会も・・・・



消防救急車は消防車メーカーのモリタさんが新開発した消防車の機能と救急車の機能を併せ持つ緊急車両です。ベースは排気量4.9リッッター・エンジンを搭載した『ヒノノニトン』と呼ばれる日野の小型トラック『デュトロ』です。

全国の消防で初となる第1号車が2005年、千葉県の松戸市消防局六実消防署に配備されました。

モリタさん独自の呼称では「消救車」ですが、総務省消防庁では法規上の正式名称として『消防救急車』と命名しました。このため実際に配備されている消防署では「消防救急車」が正式名称になっています。また、救命に使用する車内のスペースはあくまで限定的なものであることから、車両の登録など、その扱いについては消防車と同じとしています。

その搭載される装備はというと、例えば、京都市消防局北消防署中川消防出張所で配備される消防救急車は高規格救急車並みとはいかないものの、多くの応急処置用資機材を積載していると説明されています。

http://www.city.kyoto.lg.jp/shobo/page/0000189123.html

消防救急車の装備は高規格救急車並とはいかないものの、多くの応急処置用資機材を積載しています。消防車の機能としてはCD-1規格と呼ばれる普通消防ポンプ車と同等のポンプを搭載し、一般的な消火活動に対応できます。

なぜこのような消防救急車ができたのかというと、全国的に救急車の出動回数が増加傾向にある中、マルチロール緊急車両として一台で消防と救急に対応するために製作されました。

さらに消防救急車を配備するメリットは消防車と救急車を別々に購入するよりも、低予算化できることです。

「法律違反だ!」と指摘した一部の県公安委員会も・・・・

実はこの消防救急車、2014年現在、全国的に配備が進んでいるとは言えない状況です。

その理由の一つに道交法などの法律的な問題が上げられます。実際、導入しようとしてたある県の消防が県公安委員会に「待った」をかけられたことがあります。


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