何十人もの消防職員が交代で24時間詰めている地域防災の基地、消防署解説!消防本部と事務組合の違いとは?

消防署は消防士にとって業務だけでなく生活の場でもある大切な基地です。

一階にはもちろん、消防車を運用するための車庫があります。そして、2階には119番通報を受けて、消防車や隊員に指令を出す指令室があります。

さらに食事を作る調理室と食堂。お風呂にシャワー、仮眠室。独身の消防士のための寮を2階に設けている消防署もあります。

都市の規模の大きさに準じて設置されている

消防本部とは?

人口が多く、予算が潤沢な市が独自に組織している消防は単独型の常備消防である「消防本部」を設置しており、市町村の部署の形態をとっています。後述の「組合消防」に比べ、規模が大きいのが特徴で、札幌や仙台、横浜、大阪など政令指定都市の場合は「消防局」というさらに規模の大きな消防組織が設置されるのが一般的です。

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組合消防とは?

一方、市町村が単独で消防を組織するには予算が足りない・・という場合には、周辺の市町村が協力し、共同で「組合消防」を組織しています。全国的に見ると奈良県広域消防組合(橿原市慈明寺町149-3)は奈良市・生駒市を除く奈良県のほぼ全ての全市町村の消防事務を司っており、大規模な消防組合です。このように、消防は都道府県が設置しているわけではありませんから、例えば”大阪市消防局”はあっても、”大阪府消防局”はありません。

消防署の滑り棒って?

まさに緊急出動する消防士のイメージを多くの人々にイメージさせるのが、この滑り棒という設備です。

2階で待機している消防士は出動指令が下されると、シュルシュルと真鍮製の滑り棒で消防車の待機している一階まで一気にすべり降りていきます。

しかしながら、階段で大勢で降りるほうが早いとの理由から、昨今では新たに設置される消防署には設置されず、また既存の消防署の滑り棒も廃止という流れになってきています。

一方、消防署内だけでなく、一般の商業施設や旅館、ホテルなどには避難器具として滑り棒の設置が認められています。

消防署には出張所もある。

本署からやや離れた場所にも消防の出張所があります。
警察の交番と同じような役割を持ってます。もちろんきちんと消防車も配備されています。


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